リニューアルが必要なホームページとは?
ホームページはいったん作成したら、それで完了というわけにはいきません。月日が経てば、掲載情報も古くなり、リニューアルの必要が出てきます。 では、どんなとき、どのようなホームページがリニューアルの必要があるでしょうか。 今 […]
「ホームページを作ってみたいけど、何から始めればいいのか分からない…」
「ホームページを制作するとき、気を付けるポイントが知りたい」
そんな方のために、WEBデザイン制作会社ならではの知見や実績を元に「ホームページ制作でやってはいけない23のポイント」について、分かりやすくご紹介していきます。
ホームページは企業の顔となる重要な存在ですし、WEB集客やWEBマーケティングの要ともいえます。せっかく費用と時間をかけて制作したのに、全くうまくいかない…という悩みを抱えることのないよう、ぜひ本記事で設計から運営までの重要なポイントを抑えてくださいね!
目次
まず最初に、ホームページを制作する具体的な目的を設定しましょう。例えば「ホームページからの資料請求でリードを獲得したい」「ECサイトの売上を伸ばしたい」などです。
目的の設定と同じくらい重要なのが、ターゲット像を明確にすることです。例えば「PC用のバッグを販売するホームページ」の場合、以下のどちらをターゲットにするかによって、ホームページのデザインやコンテンツがまったく異なるものになってきます。
・20代の女子大学生
・40代~50代のビジネスマン
何の目的で、誰に見てほしいホームページなのか?をまず最初にしっかり検討しましょう。
ホームページで達成したい目標も設定しましょう。ホームページは一度制作して終わりでなく、絶えず改善していくものです。しかし、明確な目標数値がなければ、具体的な対策を打ち出すことはできません。問合せ数やユニークユーザー数など、段階に応じた目標数値を設定しましょう。
目的とターゲット、目標が固まったら、いよいよ制作会社に依頼します。ここでやってはいけないのは、制作会社の比較検討をせず最初から1社に決めてしまうことです。
ホームページ制作にかかる料金は制作会社によって大きく異なるので、複数の制作会社で相見積もりを取り、金額や条件を比較してから決めるようにしましょう。
また、料金だけでなく契約内容でも比較することが重要です。細かな修正にまで全て追加料金がかかるケースなど、当初の見積もりよりも高くつく場合もあるので注意が必要です。
たとえ料金や条件が良かったとしても、最初に設定した目的に対して適切でない制作会社を選ぶのはNGです。制作会社によって得意なポイントは異なります。デザインに強い会社、コンテンツ制作が得意な会社など、自社の目的に適した制作会社を選ぶことが大切です。
契約内容を確認して「途中解約は不可」という記載があった場合、その制作会社は選ばないようにしましょう。ホームページ制作は運用管理とセットで依頼する場合が多いですが、途中解約不可の制作会社と契約してしまうと、後から運用管理に不満が出てきても解約できず、他の制作会社に切り替えることも困難になります。
ホームページは長期にわたって運用していくものですから、後になって制作会社の切り替えを検討した際もスムーズにできるよう、最初から途中解約不可の制作会社は避けるのが無難といえます。
CMSはコンテンツの更新が簡単にできるというメリットがありますが、機能の追加やサイト構造の変更がしにくいなど、制約が多いCMSもあります。このようなCMSは選ばないようにしましょう。希望する機能やデザインが問題なく実装できるCMSなのか、最初にしっかり確認したうえで制作を進めていくのがよいでしょう。
ホームページを作る際はサーバーが必ず必要になりますが、無料のレンタルサーバーを使うのは避けましょう。容量が少ない、サポートがないなどデメリットの方が多いためです。
有料のレンタルサーバーでも、月数百円から使えるものもあります。
URLの正規化とは、一つのページを表示するのに複数のURLが存在する場合、検索エンジンに評価してもらいたいURLを統一することです。これは必ず行いましょう。内容が同じでもURLが異なると別のページとみなされるため、検索エンジンからの評価が分散してしまい、SEOの観点からもデメリットとなるからです。
SSLとは、インターネット上でデータを暗号化して送受信する仕組みのことです。セキュリティ対策の一環として、第三者によるデータの改ざんや盗み見を防ぐために行います。SSL対応していないと、ホームページの安全性が担保されず、例えばクレジットカードや住所など、顧客の個人情報が盗まれる危険もあります。お問合せフォームやクレジットカード情報入力画面といった特定のページだけでなく、全てのページをSSL化する「常時SSL」を制作会社に依頼するようにしましょう。
ホームページにアクセスしたのに、なかなか表示されなくてイライラした、見るのをやめてしまったなどの経験はありませんか?ページの表示速度が遅いとユーザーがそれを理由に離脱してしまい、大きな機会損失に繋がります。可能であれば3秒以内にページが表示されるのが理想ですから、自社のホームページの表示速度がどの程度なのかは必ずチェックしましょう。
参考:Think with Google_Find out how you stack up to new industry benchmarks for mobile page speed
ホームページは、PCだけでなくスマートフォンやタブレットなど、様々な端末からアクセスされています。特に近年はスマートフォンからのアクセスが非常に増えているため、レスポンシブ(モバイル)対応は必須です。モバイル対応していないホームページだとスマホからは以下のような見え方になり、ユーザーの見やすさは大きく損なわれてしまいます。
・文字が小さくて読めない
・ページが画面の途中で切れている
どの端末からも快適にホームページを閲覧できるよう、レスポンシブ(モバイル)対応は必ず行いましょう。
WordPressは世界で最も使われているCMSですが、シェアが高い分、ハッカーなどからも狙われやすい傾向にあります。セキュリティ関連のプラグインを導入し、自社と顧客の情報を守るための対策を行いましょう。
Googleアナリティクスなどの解析ツールも、制作段階で導入しておくとよいでしょう。ホームページを運営していく過程ではアクセス解析などのデータに基づいた分析が必須ですが、Googleアナリティクスを導入していないと、データを把握することもできないからです。
ホームページ全体でデザインが統一されていないと、ユーザーは混乱します。ページによって雰囲気が違いすぎていないか確認しましょう。
最初に決めたターゲットに適したデザインにしましょう。例えば、10代の女子高校生がターゲットなのに、黒とシルバーを貴重にしたシックなデザインにしても、ユーザーの満足度を高めることはできないかもしれません。自社のホームページのターゲット層が好みそうなデザインにしましょう。
文字が小さすぎる、白い背景に黄色い字で書かれているなど、見づらいページになっていないかも必ず確認しましょう。見づらいページを頑張って読もうとする人は少ないですから、視認性の低さはユーザーの離脱に直結します。
著作権フリーでない画像を無断で使用すると著作権の侵害となり、最悪の場合訴えられたり炎上するリスクもあります。絶対にやめましょう。
文章・テキストも、無断で使用するのはNGです。どうしても掲載したい場合は、以下に注意しながら「引用」の範囲で行いましょう。
・オリジナルの文章を補完する目的で使用する
・引用元を明確に記載する
ソース不明の信頼性に欠ける情報を記載することはユーザーにとってもデメリットですし、特に企業のホームページの場合、ソース不明の情報を発信したことで自社の信頼を損ねてしまう可能性もあります。その後のビジネスに大きな影響を及ぼすこともあるため、正確な情報発信を心がけるようにしましょう。
ホームページは制作後に、ユーザーの反響なども見ながら絶えず改善していくものです。一度制作した後、更新せずに放置してしまうと、ホームページを制作した意味もなくなってしまいます。
被リンクをもらうことはSEO対策の一環として有効ですが、外部リンクの購入は今や効果がないだけでなく、Googleのガイドライン違反です。自社のホームページが検索結果に表示されなくなる可能性もあります。
SEO対策を目的に、対策キーワードを不自然に詰め込むのは逆効果です。対策キーワードをページ内に配置すること事自体は有効とされていますが、あくまで自然な日本語の範囲内で行うようにしましょう。
ホームページを運営し、最初に設定した目標を達成していくためには、アクセス解析などデータに基づいた分析と、それを踏まえた改善を常に続けていくことが必要です。
自社のホームページを訪問してくれたユーザーがどんな経路で流入してきたかなど、詳細なデータを取ることができるのは、ホームページの大きなメリットです。データに基づいて判断し、ホームページを改善していくことが、WEBからの集客や販促といったWEBマーケティングを成功させるには不可欠といえるでしょう。
ホームページ制作で「やってはいけないこと」をご紹介しました。うっかり見落としがちなポイントもありますので、ぜひ制作前に確認してみてください。
基本的なことばかりですが、どれもホームページを活用したWEB集客やWEBマーケティングのためには重要なポイントです。しっかりチェックして、ホームページの品質を向上させていきましょう。
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