リニューアルが必要なホームページとは?
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Instagram広告とは、Facebook(Meta)社が提供し、Instagram上で配信できる広告です。
Instagram(インスタグラム)は画像や動画を投稿・共有できるアプリで、世界全体では月間10億人が利用するとも言われます。日本でも月間3300万人が利用しているとされ、最も親しまれているSNSのひとつです。
目次
Instagramは、ハッシュタグやアカウントをフォローしたり、投稿にいいねや保存などのエンゲージメントを示したりすることで、自分の興味関心にあったアカウントや投稿を見つけることができます。タイムラインにフォローしているアカウントが「いいね!」した投稿が流れてくることもなく、好きな情報だけを見ることができます。
広告も同じく、自分がフォロー・反応している内容から好みや興味を汲み取って表示されます。そのため、ユーザーに広告主の商品を身近に感じてもらいやすいのです。これはInstagram広告の大きな特徴です。
Instagramはハッシュタグやキーワード、位置情報によって検索ができるため、最近では気になる商品や場所、飲食店など、身近な情報を探す情報検索ツールとしても使われます。
さらに「ショッピング機能」があり、投稿内の商品情報をInstagram上で簡単に確認・購入できます。Instagram上で見つけた商品をそのまま購入できる設計になっているため、広告から購入行動に繋がりやすいと言われています。
InstagramはFacebook(Meta)社が運営するプラットフォームで、Facebookと連携しています。Facebookは実名、出身校や勤務先、居住地などの詳細なプロフィールを登録しているユーザーが多いSNSですから、Facebookと連携しているInstagramでも、こうした詳細なプロフィール情報を元にした精度の高いターゲティングが可能です。
※2021年10月11日より、FacebookとInstagramのアカウント連携は「トラッキングの許諾をオプトインしているユーザー」のみに適用されるようになりました。
参考:An Update on How We Count People For Ads Planning and Measurement|Facebook for Business
Instagram広告には自動最適化機能があります。これは広告配信を行う中でコンバージョンデータをInstagramのアルゴリズムが学習し、成果の出やすい運用に最適化してくれる機能です。
例えば「エリア:日本、性別:女性、年齢:20-40代」というターゲティングで広告配信を続けていくと、この条件を満たすユーザーの中からコンバージョンしやすい人の傾向をアルゴリズムが学習し、コンバージョンしやすい人に重点的に広告を表示してくれるようになるのです。
Instagram広告にはいくつかのフォーマットと表示場所があります。順番に紹介していきます。
1枚の画像とテキストで構成された、もっともシンプルな広告フォーマットです。タイムラインのフィード、ストーリーズ、発見タブなどに表示されます。「詳しくはこちら」や「購入する」のように、ユーザーに行ってほしいアクションを示すボタンまたはリンクを表示できるのが特徴です。そのため、特にユーザーをリンク先へ誘導したい場合に有効です。
タイムラインのフィード、ストーリーズ、リールなどに表示できる動画広告です。掲載可能な動画の長さは配信面によって異なりますが、いずれにしても最初の5~10秒程度でユーザーを惹きつけるような動画にすることが重要です。
動画は写真よりも多くの情報量を伝えることができるため、商品やサービスの使い方、想いなどをユーザーにより理解してもらうことができ、記憶にも残りやすいというのが魅力です。
ひとつの広告に最大10の画像や動画を表示でき、それぞれに別のリンクやテキストを付けられる広告です。複数の商品を紹介したい場合や、ひとつの商品の様々な特徴や使い方などを紹介したい場合に適しています。
ユーザーひとりひとりのInstagram上での行動や興味関心に合わせて、製品カタログ(※)のアイテムを表示できる広告です。タイムラインのフィード、ストーリーズなどに表示されます。
※製品カタログ:Facebook側に商品情報を送るためのデータフィード
メインとなる1つの写真や動画の下に、別のアイテムを3つ並べて配置できます。アイテムをタップすると商品購入ページに遷移するため、スムーズな購買体験を促しやすい広告フォーマットといえるでしょう。
Instagramにアクセスすると最初に表示されるトップ画面です。フォローしているユーザーの投稿が新しい順に表示され、広告はフォローユーザーの投稿の間に表示されます。
ホームフィード画面上にあるフォローユーザーのアイコンをタップすると表示されます。動画と静止画どちらも配信が可能で、広告も同様です。
ホームフィード画面下の虫眼鏡マークをタップすると表示されます。フォローしているアカウントや「いいね!」した投稿などに基づいて、自分の興味関心と合いそうな「まだフォローしていない」アカウントがシェアしたコンテンツが表示されます。
ホームフィード画面下のムービーマークをタップすると表示され、最大60秒の縦動画の投稿・視聴ができます。 スマートフォンの画面いっぱいに動画が表示され、下にスクロールすると次の動画が再生されるのが特徴です。
Instagram広告の課金方式と費用についても説明していきます。
Instagram広告の課金方式には、以下の3種類があります。
基本的にはCPM(インプレッション課金とも呼ばれます)で課金されることが多いですが、キャンペーンの目的によっても異なります。
実際の広告費用は、広告表示ごとに毎回実施される「オークション」によって決まります。
例えば、2つの広告主AとBがそれぞれ以下のようなターゲットを設定したとします。
この場合、広告主A,Bに共通するオーディエンス(関東に住む20~40代で、サッカーと野球の両方に興味関心がある男性)向けに表示する全ての広告枠で広告主AとBがオークションで競い合い、勝った方の広告が表示され、費用が発生することになります。
なお、オークションでの勝ち負けは以下の3つの要素によって決まります。
これら3つを総合して、全体的な価値が最も高い広告がオークションの勝者となります。ただし、広告品質と推定アクション率から測定される「広告の関連度」の高さが入札価格よりも優先されることには注意が必要です。より少ない費用で広告成果を上げるためには、広告の内容やターゲティングなどを工夫し、広告の関連度をできるだけ高めることが重要となります。
参照:広告オークションについて|Facebook for Business
「Instagram広告のメリット③自動最適化機能が使用可能」でも説明しましたが、Instagram広告はコンバージョンデータを元に機械学習によって広告配信が自動最適化されるのが特徴です。ただし、そのためには一定以上のコンバージョンを継続して獲得することが必要で、「1週間に最低50コンバージョン」がInstagram公式の推奨です。
参考:コンバージョン最適化のトラブルシューティング│Facebook for Business
そのため、機械学習の品質を担保するために必要な広告費の目安は以下の式から大まかに計算できます。
目標もしくは上限のコンバージョン単価×1週間に必要な最低コンバージョン数(50)×1か月(4週間) |
例:目標コンバージョン単価が1000円の場合
1000×50×4=200000
Instagram広告の基本的な特徴やフォーマット、課金方式などについてご説明してきました。Instagramは日本で月間3,300万人が利用しているとされ、若者だけでなく中高年までユーザー層が広がりつつあります。Instagram自体が購買行動に繋げやすい設計であることに加え、膨大な数のユーザーに精度の高いアルゴリズムで広告配信できることは大きな強みです。ぜひ検討したいSNS広告の一つだと言えるでしょう。
ただ、フォーマットや表示場所の種類が多かったり、ターゲティングの選択肢が多岐にわたるなど、設定のハードルはやや高めです。ある程度まとまった広告費が必要になる傾向もあるため、まずはプロに相談してみるというのも有効な手段と言えるでしょう。
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