リニューアルが必要なホームページとは?
ホームページはいったん作成したら、それで完了というわけにはいきません。月日が経てば、掲載情報も古くなり、リニューアルの必要が出てきます。 では、どんなとき、どのようなホームページがリニューアルの必要があるでしょうか。 今 […]
現代のビジネスではネットでの集客が不可欠です。しかし、いくらホームページを作ってもGoogleの検索結果で上位に表示されなければ、検索した人にホームページを見てもらえず集客に繋がりません。
「せっかくホームページを作ったのに閲覧者がいない」
「なぜかホームページの閲覧者が減ってしまった」
こんなお悩みがあるなら、適切なSEO対策ができていない可能性があります。
なぜならGoogleはユーザーにより良い検索結果を提示するため、検索順位を決めるコアアルゴリズムのアップデートを繰り返しているからです。コアアップデートは年に3回程度あり、その度にSEOの対策も変えなければなりません。
そこで今回は、コアアップデートにより意味がなくなった古いSEO対策と改善方法について解説します。
目次
コアアルゴリズムアップデートとは、検索結果の表示順位を決めるコアアルゴリズムやシステムの変更のことです。よりユーザーの検索意図にあった順位で検索結果を表示することを目的としています。
1年に3回程度行われており、コアアップデートの日時や内容はGoogleの公式サイトや公式Twitterなどでアナウンスされています。
コアアップデートがあると検索順位が変わるので、ホームページから集客している企業には大きな影響があります。
公式サイトでも「コア アップデートは大きな影響を広範囲に及ぼすため、その実施にあたっては周知を図ります。一部のサイトでは、コア アップデート後に掲載順位が下がったり、逆に上がったりすることがあります。」と明記されており、掲載順位に関するアドバイスも公表されています。
コアアップデート前は閲覧者も多く、利益を出していたホームページがいきなり閲覧されなくなり、利益が減る可能性があるということです。もちろんその逆、今までは閲覧が少なかったホームページの検索順位が上がる可能性もあります。
引用:Google のコア アップデートについてサイト所有者が知っておくべきこと
直近では日本時間の2022年5月25日(現地時間5月26日)に「May 2022 core update」と呼ばれるコアアップデートがあり、検索順位の変動がありました。
以前はTwitterのみでのアナウンスでしたが、今回は以下の3つでアナウンスがあり、検索セントラルでは順位の変動に動じず質の高いホームページを作るよう呼びかけられています。
過去にあったアップデートで有名なものの1つにパンダアップデートがあります。
パンダアップデートとはコアアルゴリズムの一部であり、検索結果でより質の高い
ホームページを表示するためのものです。より質の高いホームページとは
・検索の意図に沿う内容である
・独自性や専門性がある
・誤字や誤った情報がない
などの点から判断されます。またホームページ全体がユーザーにとって見やすいか、WEB制作上のミスや広告の多さからも判断されます。
ペンギンアップデートも代表的なアップデートの1つで、パンダアップデートと同じくコアアルゴリズムの一部です。
質の低いホームページの評価を下げるパンダアップデートに対し、ペンギンアップデートはGoogleの「品質に関するガイドライン」に違反しているホームページの評価を下げるものです。Googleの「品質に関するガイドライン」では
・クローキング
・スパム
・リンクプログラム
などの行為が禁止されています。簡単に説明すると、検索の仕組みを騙すような方法で検索順位を上げているホームページの評価を下げるということです。
さまざまなアップデートが実施されGoogle検索の精度は飛躍的に向上しました。それ以前の今よりもGoogleの検索が不完全だった頃はホームページの質ではなく、検索の仕組みを騙すようなテクニックで順位を上げることができました。
しかし現在では検索の仕組みを騙すような、古く意味のないSEO対策をとるとインデックス削除などのペナルティを課される可能性があるので、代表的なものを3つ紹介します。
こちらの記事でも注意が必要なポイントを詳しく解説しています。
【知らなきゃ損!】ホームページ制作でやってはいけない23のポイント
以前は不自然な長文で検索上位に表示されることもありましたが、現在ではそういったことは不可能です。
不自然な長文とは
・キーワードを詰め込んだだけの文章として成り立っていないもの
・他のホームページをコピーし繋げただけのもの
などです。こいった独自性がない、他者の著作権を侵害するホームページはペナルティの対象となります。
ただし比較やランキングなど、独自性がありユーザーにとって有益であり、ホームページ内でリンクを活用するなどユーザーにとって利便性の高いホームページであればその限りではありません。
参考:自動生成されたコンテンツ
検索順位を決める際に優良なリンクは高く評価されます。しかし関連性のないリンクを大量に張り付けることで検索順位を上げることはできません。
以前は検索順位を上げる方法としてリンクの販売などがありましたが、現在では意味がありません。
・リンクに関して金銭や物品、サービスを対価にする
・過剰な相互リンクや相互リンクのみを目的にしたホームページ
などの行為がガイドラインで禁止されています。
参考:リンク プログラム
以前は検索キーワードを必要以上に詰め込むことで検索順位を上げられました。しかし現在では閲覧者が不自然、しつこいと感じるようなキーワードの詰め込みは検索順位が下がる要因になります。
特にタイトルは表示順位の判断に大きく影響しますので、不自然なタイトルは避けましょう。
また古い検索精度では別の言葉として判断された言葉も、現在では同じ意味の言葉であると正確に判断され、類語や言い換えの繰り返しも不自然であると評価されます。
参考:無関係なキーワード
現在Googleは上記のような意味がない、古いテクニックだけを集めたユーザーにとって無益なホームページを減らそうとしています。最悪の場合は検索順位を下げられるだけではなく、インデックス削除という検索結果に表示されないペナルティを課されてしまいます。
インデックス削除は再審査リクエストをすることで解除も可能です。しかし企業のホームページが一時的にでも閲覧不可能な状態であることは、イメージを大きく損ねる可能性があるので注意が必要です。
コアアップデート以前は検索順位を上げるテクニックとされていたSEO対策のなかでも、ユーザーにとって邪魔になるようなものの多くがガイドラインで禁止され表示順位を下げる、またはペナルティの対象となることを紹介しました。
ホームページ内にガイドラインに違反する古く意味のないSEOがある場合は、ホームページ全体の評価が下がってしまいますので早急に改善する必要があります。改善方法と気を付けるべきポイントを解説するのでホームページを見直してみましょう。
ホームページ内の文章が不自然に長い場合は、それが原因で表示順位が下がっている可能性があります。不自然な文や単語がないか確認し、必要のない部分は削除しましょう。
その際に意識するべきことはユーザーの検索意図を読み取り、その意図に対する具体的な解決策を端的に伝える事です。またホームページ全体の文章が
・単語の羅列ではなく、正しい文章になっている
・他のホームページを無許可でっコピーしていない
ことも重要です。無許可でコピーしている場合は著作権の侵害にあたりますので必ず確認が必要です。下記のツールから無料で複製していないか確認できます。
無料で使える簡易コピペチェックツール:こぴらん
ユーザーの利便性や関心を考慮したリンクではなく検索順位を上げることを目的とした、ユーザーにとって不要なリンクが多いことは検索順位を下げる要因になります。不要なリンク、特に金銭やサービスと引き換えに得たリンクがある場合は全て削除しましょう。また関連性がある場合でも質が低い、長く更新されていないホームページとのリンクも評価を下げる要因になるので削除しましょう。
ホームページ内の関連する記事を繋げるリンクを内部リンクといいます。ユーザーにとって有益な内部リンクを充実させることで、ホームページの閲覧数が増え検索順位の上昇が期待できます。
不自然なキーワードの乱用や誤字、誤った情報は検索順位を下げる要因になるので削除、訂正しましょう。
Googleはホームページがユーザーにとって有益であることを求めており、有益で質の高いホームページだと評価するための判断基準としてE-A-Tと呼ばれる基準を設定しています。E-A-Tとは、Expertise(専門性)・Authoritativeness(権威性)・Trustworthiness(信頼性)のことです。これらを満たしており、ユーザーにとって有益なホームページが検索順位で上位に表示されます。
Googleの公式サイトでは初心者用から上級者用、禁止事項など、さまざまなガイドラインが公開されています。そこでは一貫してホームページの品質を上げるよう呼びかけられており、検索の仕組みを騙すような古いSEOテクニックは今後全く意味がないものになることがわかります。
参考:品質に関するガイドライン
ホームページから集客するためには、商品やサービスに関連するキーワードを検索した多くの人にホームページを見てもらう必要があります。では、どのようなホームページなら多くの人に見てもらえるでしょうか。それは検索結果の上位に表示されるホームページです。
多くの人はインターネット上で何かを調べた時、検索結果の一番上に表示されたホームページを確認します。もし他のホームページと比較したい場合は上から順番に確認します。つまり検索結果の2ページ目以降に表示されるホームページを閲覧する人は本当に少ないということです。どれだけ時間をかけてホームページを作っても検索結果の上位に表示されなければ意味がありません。
ホームページを検索結果の上位に表示するために必要な対策がSEO(検索エンジン最適化)です。しかし、ここまで解説してきた通り日々進化しているGoogleの検索精度に合わせてSEOも変化し続けています。もし紹介した改善方法に沿ってホームページ内の見直しを行っても集客効果が上がらない、もしくは以前の集客効果に戻らない場合は専門家に相談することをおすすめします。
こちらの記事でもSEO対策について詳しく解説しています。
Googleの検索アルゴリズムがアップデートを重ねユーザーにとって有益なホームページの表示を目指していること、それに伴いユーザーにとって邪魔になるような古く意味のないSEOを用いたホームページの検索順位が下がる、場合によっては削除されてしまうことを解説しました。
日々進化を続けている検索アルゴリズムに対応したSEO対策は、WEBマーケティングに詳しくない人にとっては複雑です。もしホームページからの集客が必要なら専門家に相談しましょう。
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