リニューアルが必要なホームページとは?
ホームページはいったん作成したら、それで完了というわけにはいきません。月日が経てば、掲載情報も古くなり、リニューアルの必要が出てきます。 では、どんなとき、どのようなホームページがリニューアルの必要があるでしょうか。 今 […]
「Webサイトを活かして集客したいけど何をどうしたら…」
「自分でWEB集客の施策をやっているけど効果が上がらない…」
「WEBコンサルティングを依頼したら費用はどれくらいかかるのかな…」
この記事を見ていたただいてるということは、上記のようなことでお困りではありませんか?
今回は、WEBデザイン制作会社ならではの知見や実績を元に、Web集客の基礎知識や施策の種類、WEBコンサルティングの費用相場などを全くWEBの知識がない初心者の方にも分かりやすく解説していきます。
最後まで読んで頂ければ、WEB集客の基礎についてザックリでも理解できますので、是非参考にしてみてくださいね!
目次
WEB集客とは「Webサイトや広告、SNSなどインターネット上にある、ありとあらゆるツールを用いてお客様を集めること」
インターネット市場が拡大すると共にスマートフォンの普及率が急速に上がり、ユーザーの情報収集方法は大きく変わりました。
現在のユーザーは、スマートフォンからインターネットを使って自分の欲しい情報だけを検索し、またFacebookやInstagram・LINEなどのSNSで情報を共有することで、新しい情報に出会ったり潜在ニーズを見つけたりしています。
このように多くのユーザーがスマートフォンを持ち、常にインターネットを利用している時代だからこそ、WEB集客の重要性が高まっているのです。
WEB集客の手法は、自然検索での流入・検索連動型広告やディスプレイ広告・SNS広告など様々で、いまや業種・業態を問わず多くの企業が取り組んでいます。
Web集客は様々な施策がありますが、WEB集客を行う場合、売上にも影響していきますので、メリットやデメリットを知っておくことは重要です。
より効率的にWeb集客するためにもメリットやデメリットを把握しておきましょう。
[WEB集客のメリット]
・折込チラシやポスティングチラシと違って、成果を数字で割り出せるため効果測定がしやすい
⇒Googleアナリティクスを活用することで効果測定が可能
・ターゲティングができるため狙ったユーザーに訴求でき、費用対効果が高い
⇒地域・年齢・性別などのターゲティング配信や、興味関心があるユーザーを追いかけて表示させるリターゲティング配信が可能
・訴求内容の修正が容易にできる(紙媒体では手間も費用も多大)
⇒紙媒体と違って修正などはリアルタイムで容易にできる
[デメリット]
・成果(CV)を上げるには、コンテンツの現状分析やABテスト・改善などが必要なので、一定期間が必要になる
・コンテンツ改善(SEOなど)には専門知識が必要で、自社のリソースで行うことが難しい
・入札によるWEB広告においては、検索ボリュームの多い業種への広告出稿では資金力のある企業やコンテンツ品質の高い企業が優位になる
WEB集客を始めるにあたって、まず最初に取り掛からなければいけないことは「現状のWEBサイトがユーザーにとって最適化されたサイトなのか?」「現在どれくらいのユーザーが見てくれているのか?」など、公開中のWEBサイトの診断や分析が必要となります。
また、WEBサイトの分析と改善をし、ユーザーにとって最適なコンテンツにしていくことは、自然検索での流入率を上げることにも繋がります。
診断・分析方法として一般的に使用されているツールをご紹介いたします。
Googleアナリティクスとは、Googleが提供しているWEBサイトの無料アクセス解析ツールです。
「どれくらいのユーザーがWEBサイトに訪問しているのか?」「訪問した後にどのような行動をとったのか?」などがひと目でわかる解析ツールで、WEBサイト訪問数・ページ滞在時間・直帰率・離脱率等の指標を確認できます。また、Googleアナリティクスは「ユーザーがWEBサイトに訪れた後」を分析するツールであるのに対し、「WEBサイトを訪れる前」を分析するGoogleサーチコンソールという分析ツールもあります。
今回の記事ではGoogleアナリティクスの設定方法や使用用途の説明は省きますが、GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールの双方を併せて効果的に活用することで、より詳細な分析が可能となります。
WEB集客といっても、その手法には様々なものがあります。
「WEBサイトを活用して集客したいけど、自社にとって有効な施策がわからない・・・」
といったお悩みをお持ちであれば、是非参考にしてみてください。
自然検索とはGoogleやYahooでユーザーが検索を行った際、検索エンジンがアルゴリズムによって評価したサイトをランキング形式で表示された検索結果のことで、オーガニック検索とも呼ばれます。
サイト運営者の多くは「WEB集客には費用がかかる・・・」と思い込み、「予算が確保できたら試そう」と後回しに考えがちですが、WEB集客を行う上でまず手をかけるべき施策は有料のWEB広告などで集客することではなく、WEBサイト自体のコンテンツを検証・分析し自然検索でユーザーが流入しやすくすることです。
このように広告費をかけずに自然検索によってユーザーの流入を増やすために行う施策を、SEO(検索エンジン最適化)と言います。
また、ユーザーが飲食店や美容院などのローカル検索を行った際に、Googleマップと店舗名が表示されるように最適化する施策を、MEO(マップエンジン最適化)と言います。
※SEOとMEOについては下記リンクの記事にて詳しく解説しています。
①SEO対策
SEO対策とは、「検索エンジン最適化」とも呼ばれるように、WEBサイトを検索画面上でユーザーに発見してもらいやすくするために様々な戦略を立て、実行・改善を行っていくことであり、WEB集客をする上では必要不可欠な要素のひとつです。
どういったサイトを検索結果の上位に表示するのかは、Googleのアルゴリズムよって決定されていて、ユーザーが求めているニーズに対してより最適なWEBサイトを上位表示させる仕組みになっています。
SEOですべきことはいくつもありますが、大きく分類すると次のようなものになります。
《内部コンテンツ施策》
・ニーズにマッチしたキーワードの選定
・HTMLタグの最適化
・ページスピードなどの改善
・検索ニーズに合わせたコンテンツの企画制作
・レスポンシブデザインによるスマホサイト最適化
《外部施策》
・検索エンジンのクロール・インデックス対策
・被リンク対策
②SEOキーワードの選定
SEOキーワードとは、GoogleやYahooの検索エンジンでユーザーが検索窓に入力する語句のことで、このSEOキーワードを適切に選定することによって、ユーザーに自社サイトを見つけてもらいやすくすることができます。
[なぜSEOキーワード選定が必要なのか?]
どれだけ質の高いWEBコンテンツを制作していたとしても、設定しているSEOキーワードとユーザーの求めているニーズが合致していないと、検索エンジンで上位表示させることは困難です。また、キーワードも設定し記事コンテンツも豊富に作成しているのにもかかわらず上位表示されない場合は、設定したキーワードとユーザーの検索意図がズレている可能性があります。
[SEOキーワードの選定方法]
まずは、ユーザーがどのようなキーワードで検索しているのか?といったニーズや、このキーワードでどれくらい検索されているのか?といった検索ボリュームを調べましょう。
代表的な調査ツールをいくつかご紹介いたします。
・Google AdWordsキーワードプランナー
Googleが提供している無料ツールで、月間検索数・競合の多さ・入札単価などが調べられます。使用するためにはGoogle広告アカウントの開設が必要です。
・Googleサジェストキーワード
Googleの検索窓に入力すると検索候補として表示されるGoogleのサジェスト機能で、ユーザーが調べたいであろうと思われるキーワードを推測して表示されます。
・ラッコキーワード
GoogleやYahoo知恵袋・教えてgooといったサイトなどで検索されている関連キーワードを一括で取得できる無料ツール。
・Ubersuggest
指定したキーワードに関連する適切なサジェストキーワードを提供してくれる無料ツール。同時に検索ボリュームやCPC(広告出稿時の1クリックあたりの広告費)なども調べられます。
[リスティング広告]
検索結果で上位表示させるためにはSEOが重要となりますが、お金をかければ検索結果1ページ目の上部もしくは下部の広告枠に表示させることができます。その手法がリスティング広告で検索連動型広告とも呼ばれます。
広告料金はユーザーがクリックされるごとに課金されるクリック課金制で、広告費の上限などは広告主が自由に設定できます。
広告表示方式は入札形式で、検索数が多いキーワードほど最低入札価格が高くなる傾向があります。
※上記の赤枠で囲ってある部分がリスティング広告です
[ディスプレイ広告]
ディスプレイ広告とは、WEBサイト上の広告枠に画像広告や動画広告が表示される広告手法で、テキストだけのリスティング広告と違いバナーで表示されることが多いので「バナー広告」とも呼ばれます。
広告料金はリスティング広告と同じようにクリック課金制で、上限は広告主が自由に設定できます。
掲載の順位は、設定された上限クリック金額と広告の品質スコアを元に決定され表示されますが、リスティング広告と違い、ユーザーの行動履歴を元に興味関心がありそうなユーザーをターゲティングして広告を表示させるリターゲティング(Googleではリマーケティング)という機能があります。
※上記の赤枠で囲ってある部分がディスプレイ広告です
[リスティング広告とディスプレイ広告の違い]
リスティング広告はユーザー自身がキーワードを検索した画面に表示されるので、ニーズをはっきりと認識している顕在ユーザーに効果的です。
一方ディスプレイ広告は様々なWEBサイトの目につく位置に広告が表示されるので、ユーザー自身がまだニーズを認識していない潜在ユーザーにアプローチする手法として効果的となります。詳しく解説した記事は下記リンクを参照ください。
関連記事⇒リスティング広告とディスプレイ広告を徹底解説!
SNS広告の大きな特徴としては、ユーザーの登録地域・年齢などの基本情報や、行動履歴などをもとに精度の高いターゲティングが行えることでしょう。
また、国内でのSNS普及率は80%を超えていると言われていて、ユーザーへのリーチ数も多く拡散性も強いことから、ブランディング目的から購買目的まで幅広く活用することができます。
主なSNS広告としては、Facebook広告・Instagram広告・LINE広告・Twitter広告があり、各媒体によってアクティブなユーザー層や設定できる内容が異なるため、サービス内容や商材によって使い分けることが大切となります。
各媒体の特徴は以下の通りです。
[Facebook広告]
全世界で利用される巨大なプラットフォームで、全世界での月間アクティブユーザー数25億人、日本での月間アクティブユーザー数は2,600万人以上にのぼります。
実名登録制度を原則としているため、年齢や性別・職業など細かいターゲット設定ができるので、広告のターゲティング精度が高く、認知から獲得まで幅広い目的で配信ができます。
《媒体・ユーザーの特徴》
・国内ユーザー数2,600万人
・利用率の高い年齢層が30~50代で実名登録でもあるので、ビジネスに活発なユーザー向き
・文字数制限がなく長文の投稿ができる
[Instagram広告]
カジュアル用途で利用しているユーザーが多く、国内での月間アクティブユーザー数は3,300万人で、男性より女性がやや多い傾向にあります。
スマホ等の端末で撮影された写真や動画を自由に投稿することで、家族や友達、また世界中のユーザーとシェアすることができる世界中でメジャーなプラットフォームなので、広告配信の際はユーザーの投稿内容に馴染むことを意識した広告がオススメです。
また、Instagramは2012年からFacebook傘下になったことから、Facebookの広告画面から出稿管理・配信ができるというのも魅力の一つです。
《媒体・ユーザーの特徴》
・国内ユーザー数3,300万人
・利用年齢層は幅広いが、特に10~30代で非常に多く利用されている
・カジュアル用途で写真や動画の投稿がメインのプラットフォーム
[LINE広告]
LINEの利用率は全年代で87%以上(10~30代では95%以上、50代でも86%)と、他のSNS媒体と比較しても圧倒的に高い利用率で、生活インフラとして定着しています。
また、LINEユーザーの半分以上は広告を不快だと感じておらず、日常のコミュニケーションに溶け込んだ広告配信が可能です。
また、性別や年齢、地域のほか、興味・関心、行動、属性といった詳細なターゲティングで広告配信するデモグラフィックデータ配信や、サイトやアプリ内の行動データなどをもとに広告配信するオーディエンスターゲティング配信が可能です。
その他にも
《媒体・ユーザーの特徴》
・国内ユーザー数8,800万人、利用率は全年代で他のSNSをはるかに上回る
・86%が毎日利用している
・細かいユーザー層に向けて配信内容を変えることができ、リピーター獲得に向いている
外部サイト流入とは、自社WEBサイトのリンクを外部サイトに貼ってもらい(被リンク)、貼ってもらった外部サイトから流入することで、提携外部サイトが増えるほど集客力は高くなります。
被リンクを獲得すると、検索エンジンでの評価も上がり上位表示されやすくなるので、自然検索流入の増加に期待できます。
ただし、質の低い外部サイトの被リンクは逆に自身のサイト評価を下げることになるので注意が必要です。
直接流入とは、ユーザーに「お気に入り」や「ブックマーク」に登録してもらい流入してもらうことで、定期的に訪問してくれるようになることが魅力です。
「お気に入り」や「ブックマーク」登録されるようにするためには、ユーザーが何度も訪問したくなるような価値ある情報提供が出来るWEBコンテンツにする必要があります。
WEB集客の必要性や手法が理解できた後に、やはり気になるのは「どれくらいの費用が必要なのか?」ということではないでしょうか?
ただ、結論から申し上げるとWEB集客において必要になる費用というのは明確に決まっていない場合がほとんどで、「WEBサイトを再構築する必要があるのか?」「広告媒体は何なのか?」「キーワードは何なのか?」「自社でどこまでやるのか?」「外部にどこまで任せるのか?」などによって金額は大きく変わります。
とは言え、ある程度の目安となる費用がイメージできなければなかなかWEB集客に取り組めないと思いますので、だいたいの費用相場と内訳について解説いたします。
《WEBサイト構築費・LP構築費》
WEBサイトやランディングページ(LP)を既にお持ちであればもちろんこの費用は必要ありませんが、WEB集客を実施する上で受け皿となるWEBサイト構築やLP構築は最低限必要となります。
特に、リスティング広告やディスプレイ広告などのWEB広告を実施する際には、広告をクリックしたユーザーが訪問することになるランディングページ(LP)を最適化することが非常に重要となります。関連ページ⇒売れるランディングページとは?
WEBサイトやランディングページの構築費用の相場はだいたい上記の費用感ではありますが、
サイトのページ数やコンテンツ内容によっては数百万~1,000万超というケースもあります。
依頼するWEB制作会社によっても多少の金額差があり、見た目やデザイン重視のフリーランスは安価で依頼できますが、将来的にWEBからの集客を実現するのであれば、SEOの視点からしっかりと企画し集客の成果を重視したWEB制作会社へ依頼するほうが、費用対効果の面でも最善の選択と言えるでしょう。
《WEB広告の配信費》
リスティング広告やディスプレイ広告などのWEB広告をご自身で配信し運用するのであれば、ご自身で上限を決めたWEB広告費しかかかりません。クリックされるごとに課金されるクリック課金型がほとんどで、上限金額の設定もできますので相場というものはありませんが、表示方法は入札制度になるので競合率などの理由からクリック単価には差がでます。
また、WEB広告の配信・運用を外部へ依頼した場合は手数料が必要で、だいたい20%~30%の手数料が相場となります。
仮に10万円の広告配信で外部業者へ依頼した場合、手数料20%なら合計で12万円必要になるというわけです。
《SEO対策の費用》
WEBサイトは制作しただけでは集客は出来ません。
WEB集客が出来るサイトというのは、ユーザーの検索結果で上位表示を獲得し、WEBサイトのアクセス数を増加させCV(コンバージョン)を獲得できるコンテンツになっているWEBサイトです。
ご自身でSEO対策をすればもちろん費用はかかりませんが、SEO対策には専門知識や経験が必要になってくるので、SEOに特化した外部業者に依頼するケースが多いです。
SEO対策を外部業者に依頼した場合の費用は、月額15万~30万が相場となっています。
《WEB集客において全てを任せるコンサルティング費用》
本格的にWEB集客に取り組む場合、WEB集客に特化したWEBコンサルティング会社に全てを任せる方法もあります。
WEB集客を専門にコンサルティングしている会社は、依頼を請けた企業側の目線に立ってWEBサイトの現状把握から着手し、SEOを含めた施策方法や課題などを洗い出し、施策の実行・分析・改善を行い成果をあげていきます。
コンサルティング費用は会社規模によって様々ですが、月額20万~50万あたりが相場で、高額なところだと月額100万といった会社もあります。
WEB集客について詳細な部分までの解説はできておりませんが、ここまでがWEB集客を実施する上で必要な一連の流れとなります。
コロナ禍の影響から、零細企業様や小規模店舗様にとっては「そこまでのWEB集客費用が確保できない・・・」とのお考えもあるのではないかと思います。
そのような企業様や店舗様は、まずは少ない費用からWEBサイト自体のSEO対策から一歩ずつ始められることをお勧めいたします。
一気にお金をかけて改善するのではなく、出来る範囲のSEO対策によって少しずつWEBサイトを改善し、成長させることで、いつかご自身のWEBサイトが自動的にユーザーを呼び込んでくれる強力な「集客サイト」となります。
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